SIMロックとネットワーク利用制限の確認方法|設定画面とIMEIで見る
手順・制度記事
SIMロックの有無を端末の設定で確認する方法と、分割払い残債に関わるネットワーク利用制限の確認を解説します。
注意:分割払いの残債がある端末はネットワーク利用制限の対象になることがあり、△や×の端末は買取条件が変わるため、申込前にIMEIで確認が必要です。
- SIMロックは設定で確認できる
- ネットワーク利用制限(○△×)
SIMロックは設定で確認できる
- 「設定」→「一般」→「情報」を開く
- 「SIMロック」の欄を見る
- 「SIMロックなし」と表示されればロックはかかっていない
総務省のルールで2021年10月以降に発売された機種は原則としてSIMロックなしで販売されていますが、2020年発売のiPhone 12シリーズなどは購入経路によってロックが残っている場合があります。解除が必要な場合はAppleではなく、購入した通信事業者へ申し込みます。
ネットワーク利用制限(○△×)
分割払いの残債がある端末などは、キャリアのネットワーク利用制限の対象になることがあります。制限の状態はIMEI(製造番号。「設定>一般>情報」で確認できる15桁)を使って各キャリアの確認ページで調べられます。△や×の端末は買取条件が変わることがあるため、申込前に自分で確認しておくのが安全です。
データの掘り下げ|DBの「発売年」がSIMロック確認の一次フィルターになる
SIMロックの確認要否は、DBの発売年から先読みできます。総務省のルールで2021年10月以降に発売された機種は原則としてSIMロックなしで販売されているため、DBで2022年以降の機種(iPhone 14シリーズ以降の各世代、iPad(第10世代)など)は、確認の優先度は相対的に下がります。逆に2020年発売のiPhone 12シリーズ、iPad(第8世代)、iPad Air(第4世代)、iPad Pro(第2世代/第4世代)と、2019年のiPad(第7世代)、iPad mini(第5世代)、iPad Air(第3世代)は、購入経路によってロックが残り得る世代です。この世代の端末では、発売年を根拠に「確認を省略しない」と決めることが、手続きの手戻りを防ぎます。
ネットワーク利用制限は発売年では判断できず、残債の有無など契約側の事情で決まります。ここでDBが役立つのは機種の特定です。制限の確認にはIMEIが必要で、IMEIは本体の「設定>一般>情報」で確認できますが、申告の起点になる機種名と容量はDBの構成と照合しておくと、キャリアの確認ページで入力する情報の取り違えを防げます。特に同じ年に複数のラインが発売されるiPad(2020年は無印・Air・Proが同年)では、機種名の確定が先です。
手順の詳細|つまずきポイントと回避策、必要なものと時間の目安
必要なもの:端末本体(設定画面を開ける状態)。ネットワーク利用制限の確認にはIMEI(15桁)と、キャリアの確認ページへアクセスする環境が必要です。確認作業そのものは画面操作が中心で、かかる時間の中心は入力と照合です。売却当日に慌てて行う作業ではなく、申込の前日までに済ませる前提で計画してください。
ステップ1(SIMロック欄の確認)でつまずく点:「情報」画面をスクロールせず、SIMロックの欄を見落とすことです。この欄は画面の下部にあります。「SIMロックなし」の文言を自分の目で確認したかどうかが基準で、思い込みで「たぶんなし」とするのは確認とは言えません。回避策は、確認した表示内容を申告メモにそのまま書き写すことです。
ステップ2(IMEIの転記)でつまずく点:15桁の番号の転記ミスです。回避策は、手入力ではなく表示を写真に撮る・コピーできる環境ではコピーするなど、桁の欠けを防ぐ方法を取ることです。確認結果が「該当なし」と出た場合は、まずIMEIの転記を疑ってください。
ステップ3(制限の状態の読み取り)でつまずく点:○△×の意味を申込先に伝えず、自分だけで解釈して進めることです。△や×だった場合は、その事実を申告に含め、扱いは事業者の条件で確認します。状態を伏せて発送しても現物確認で判明するため、先に伝えるほうが結果的に早くなります。
解除が必要な場合のつまずき点:解除の申込先を取り違えることです。SIMロック解除はAppleではなく、購入した通信事業者への申込です。中古で入手した端末では購入経路が分からず解除が進まないことがあり、その場合はロックありの条件で扱う事業者を探す判断に切り替えます。
ケース別の判断|確認結果ごとの進め方
ケース1:2020年発売のiPhone 12で、SIMロックが残っていた。まず購入したキャリアへ解除を申し込み、解除完了を確認してから売却手続きに進むのが基本の順序です。解除ができない事情がある場合は、ロックあり端末の買取条件を明示している事業者を選んでください。ロックの事実を申告に含めることが前提です。
ケース2:制限が△で、残債の清算を迷っている。△は将来的な制限変更の可能性を含む状態です。選択肢は、清算して○の状態にしてから一般的な条件で申し込むか、△のまま扱う事業者の条件で進めるかです。清算額と条件の差を比べて決める話であり、放置して自然に解消されるものではありません。
ケース3:キャリアで買った端末ではない(量販店・中古購入)の制限を確認したい。ネットワーク利用制限は端末のIMEIに紐付く情報のため、購入経路がどこであっても、元のキャリアの確認ページで状態を調べる考え方は同じです。どのキャリアで確認すべきか分からない場合は、本体の情報画面や購入時の資料から販売元を特定してください。
ケース4:確認したところ○で、SIMロックも無かった。この状態が最も手続きが単純です。確認結果(○・SIMロックなし)を申告メモに残して申し込むと、査定側の確認も早くなります。確認済みであること自体を申告に含めるのが、このケースでの正しい活かし方です。
よくある質問
Q. 2021年10月以降発売の機種なら確認は不要ですか
原則としてSIMロックなしで販売されている世代ですが、確認自体は「設定>一般>情報」で短時間にできます。中古で入手した端末など経緯が不明な場合は、世代の原則に頼らず実機で確認してください。確認した事実が申告の根拠になります。
Q. SIMロック解除はどこに申し込みますか
購入した通信事業者です。Appleでは解除できません。本文の手順どおり、まず「SIMロック」欄で状態を確認し、ロックがある場合は購入経路のキャリアの案内に沿って申し込んでください。
Q. ネットワーク利用制限の×とはどういう状態ですか
残債の未払いなどにより、そのキャリアのネットワークで利用が制限されている状態を示す区分です。買取の条件が大きく変わるか、買取自体ができない事業者が多い区分のため、×の場合は残債の清算を先に行うのが基本の対応です。状態はIMEIで各キャリアの確認ページで調べられます。
Q. IMEIは他人に知られても大丈夫ですか
IMEIは端末の製造番号で、買取の申込や制限確認では必要な情報です。渡す相手は、申し込む買取事業者やキャリアの確認窓口など、手続きに必要な範囲に限ってください。不特定多数が見る場所へ公開する必要はありません。
Q. iPadのCellularモデルでも確認は必要ですか
回線契約に紐付くモデルでは考え方は同じです。このサイトのDBにはWi-Fi/Cellularの区別が収録されていないため、自分のモデルがCellularかどうかは本体のモデル番号と契約情報で確認してください。Cellularモデルでは、制限とロックに加えて回線契約の片付けも売却前の確認事項になります。
Q. 確認結果を申告しないとどうなりますか
現物確認の段階で状態が判明するため、申告との差異として処理され、条件の再提示や手続きの遅延につながります。○・△・×のいずれでも、確認した結果をそのまま伝えることが、最も手続きを早く終わらせる方法です。
売却前チェックリスト|SIMと制限の確認で追加で見る項目
- 発売年が2021年より前の機種は、SIMロック欄を必ず実機で開いて確認したか
- 「SIMロックなし」の表示を確認し、申告メモに書き写したか
- IMEIは転記ミスを防ぐ方法(撮影・コピー)で控えたか
- ネットワーク利用制限の結果(○△×)を申告に含める準備ができているか
- ロックがある場合は、解除の申込先が購入キャリアであることを確認したか
- CellularのiPadは、回線契約の片付けまで含めて確認したか